注文
注文とは、売りや買いのオーダーを指します。主に二種類の注文があります。まず、シングル注文には成行注文(マーケットオーダー)、指値注文(リミットオーダー)、逆指値注文(ストップオーダー)が含まれます。成行注文は即座に市場価格で約定される注文です。指値注文は特定の価格で取引を希望する場合に使用され、逆指値注文は特定の価格に達した場合に逆方向のポジションを取るための注文です。
もう一つの注文方法はセットオーダーで、トレールオーダー(トレーリングストップ)、IFDオーダー(If Done)、OCOオーダー(One Cancels the Other order)、IFOオーダー(IFDとOCO注文)が含まれます。これらは複数の注文を組み合わせて行う取引方法です。
FX取引においては、通貨ペアごとに「買い注文」と「売り注文」の2つの方法があります。一般的な呼称としては、買い注文を「買いオーダー」、売り注文を「売りオーダー」と呼びます。注文を出しても必ずしも約定されるわけではなく、取引方法としては「成り行き」と「指値」の2種類があります。成り行きは取引時点での市場価格で執行されますが、指値注文は特定の価格にならないと約定されません。
FX会社によっては、注文状況を公開しているところもあり、これは取引の判断材料として活用されることがあります。指値注文が溜まっている状態は「気配値」や「板」と呼ばれます。
