日本ブロックチェーン協会は、2016年4月15日に一般社団法人日本価値記録事業者協会から改組して設立された組織です。この協会の目的は、仮想通貨及びブロックチェーン技術の健全なビジネス環境と利用者保護体制の整備を進め、日本の産業発展に貢献することです。

具体的には、以下のような活動を行っています。

1. 仮想通貨ビジネスの振興と課題解決のための自主ガイドラインの制定及び施行：業界の健全な発展と利用者の保護のために、仮想通貨事業者や取引所などの関係者に対するガイドラインを策定し、それを実施することで、業界の規律を整えています。

2. ブロックチェーン技術の社会インフラへの応用：ブロックチェーン技術の可能性を探求し、その技術を社会的インフラとして活用するための様々な取り組みを行っています。これには、金融、医療、ロジスティクスなどの領域での実証実験やプロジェクトが含まれます。

3. 政策提言：日本政府や関係省庁との連携を通じて、ブロックチェーン技術や仮想通貨に関する政策提言を行い、産業の発展に向けた環境整備を支援しています。

また、協会はブロックチェーン技術関連の事業を推進するために、社会インフラへの応用や国内外の事業者との情報交換、関係省庁との連携などの活動も行っています。仮想通貨に関する事業では、交換業者向けのガイドラインの作成や監査なども行われ、業界の健全な発展を支援しています。